理念
ごあいさつ
院長:坂本 哲
開院してから5年が経過しました。
済生会横浜市南部病院を退職し、在宅診療に身を置き始めたころは、社会でまだ在宅診療はそれほど認知されておらず、厚生労働省の唱える「地域包括ケアシステム」という言葉もありませんでした。ところが、この5年間で時代はすっかり変わり、病院主催の講演会、市民講演会、地域の勉強会で「地域包括ケアシステム」という言葉が頻繁に聞かれるようになりました。
この間、500人余りの患者さんを診させていただき、これからの高齢化社会において、医療だけでは解決できない様々な問題が山積みになっていると感じています。
団塊の世代が75歳以上となる2025年に向かって、医療だけではなく、日々を安心して暮らせる社会作りのために少しでも役立てるようなことができたらと考えております。
そのために従来以上に患者さんを中心にケアーマネージャーさん、訪問看護師さん、介護士さん、薬剤師さん、行政の方々、そして病院や他の医療機関の先生方との連携を図っていきたいと考えております。
今後も、少しでも皆さんが幸せに生きるため、「慣れ親しんだ我が家」で生活するお手伝いをさせていただきます。
2017年4月
院長プロフィール
- 1982年
- 横浜市立大学医学部 卒業
- 2年の初期研修終了
国立循環器病センター心臓血管外科 レジデント 3年間
横浜市立大学第一外科 入局後
神奈川県立循環器呼吸器病センター、横浜南共済病院 心臓血管外科
横浜市大市民総合医療センター 救命救急センター等 勤務 - 2006年より
- 済生会横浜市南部病院心臓血管外科 部長
- 2012年3月
- 港南台在宅クリニック 開設
所属学会
- 日本外科学会 外科専門医
- 日本胸部外科学会 認定医
- 日本心臓血管外科専門医認定機構
心臓血管外科専門医
心臓血管外科修練指導医 - 日本医師会 認定産業医
- 身体障害者 認定医(心臓機能障害)
- 日本フットケア学会
- 日本在宅医学会
- 日本在宅医療学会
- 日本老年医学会
- 日本プライマリ・ケア連合学会
スタッフ紹介
非常勤医師 長 知樹
2004年 富山医科薬科大学 卒
横浜市立大学 第一外科 入局
横浜市立大学附属病院、同市民総合医療センター
済生会横浜市南部病院、神奈川県立循環器呼吸器病センター
等を勤務し、
現在、横浜市立大学附属市民総合医療センター勤務
専門:心臓血管外科
在宅診療実績
往診 | 緊急往診 | 看取り | |
---|---|---|---|
平成25年度 | 262回 | 20回 | 35名 |
平成26年度 | 206回 | 26回 | 35名 |
平成27年度 | 218回 | 34回 | 35名 |
平成28年度 | 173回 | 41回 | 28名 |
平成29年度 | 210回 | 45回 | 25名 |
※緊急往診とは…夜間(18時~22時)・深夜(22時~5時)の往診のこと